介護における誤解

介護における誤解

日本は空前の高齢化社会に突入していますが、この状態はそれほど昔から続いていたわけではありません。
以前は、高齢者といってもそれほど多くはなかったはずです。
そのため、高齢者を対象とした介護も、最近になってようやく真剣に考えられるようになったばかりなのです。
そのため、家族だけでなくヘルパーや福祉士といった専門職の方々でも誤解されていることが少なくありません。
もともと、介護とは、病気や怪我で入院をしている患者を対象として発達してきました。
そのため、基本的には安静にしていることが求められるのです。
普通であれば安静にしていれば病気や怪我は回復して行きますが、高齢者の場合は違います。
安静にしていても回復は遅く、安静にしていればいるほど認知症がすすんでしまうことがあるからです。
怪我をしたことから寝たきりになり、認知症になってしまったという高齢者はたくさんいます。
ですから、病気や怪我で安静にしなければならない方と違い、高齢者の方々は安静にしていることを基本にしてはならないのです。
どうすれば自分で動けるようになれるか、それが基本になるべきなのではないでしょうか。
ところが、そう考える方があまりにも少なく、ご家族が必死に自分で動けるようにサポートしているのに、そんなに頑張らなくても良いのではないかと言われる方もいます。
その意見を聞いたばかりに、とうとう寝たきりになってしまい、ご自分もご家族も非常に苦しい思いをされている方もいるのです。
そうならないためには、今一度介護についての考え方を改める必要があるのではないでしょうか。

 

神奈川県でも専門の介護士の意見が重要になってきています。